2026/01/22 22:13


5月に一粒の大豆を蒔くところから始まった

大豆栽培と薬膳味噌作りコースの一年は、

夏は雑草と向き合い、水をやり、
枝豆になり、やがて11月には大豆として収穫。
そして1月、育てた大豆を生麹、天日塩と合わせ、
秋田杉の味噌桶へ仕込みました。

秋田杉の味噌桶をつくる職人さんも、
年々少なくなってきています。
けれど杉の桶には発酵に欠かせない菌が住み着き、
使い続けることでその土地、その家ならではの味が育ちます。
桶を使い継ぐことは、道具を守ることでもあり、
発酵文化を守る事だと感じています。

仕込んだばかりの味噌はまるであずきバーのようで
まだ味噌の味はしません。
けれど一年寝かせるだけで、
驚くほど深く、おいしい味噌へと育っていきます。

大豆を育てるところから始めるからこそ
感じられる醍醐味は、
ランチには羽釜で炊いたお米のおにぎりと味噌汁、
烏梅鍋、梅にゅう麺。
月ヶ瀬の素材を味わいながら、
楽しく育て、仕込む一年のワークショップでした。

植物の命をいただくこと。
土に触れ、季節の移ろいを感じること。
一粒の大豆が芽を出し、葉を伸ばし、花を咲かせ、
何倍もの実となって還ってくる
農耕民族の知恵と強さを、体で学ぶ一年でした。
来年も、
この循環をともに楽しむ仲間が増えますように。

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