2025/10/31 22:19


第16回コレゾ賞を受賞しました。


写真左から2番目は推薦者でフード&ホスピタリティコーディネーターの堀田雅湖さん
写真左から3番目は東京會舘の前総料理長の鈴木顧問

鈴木顧問の受賞スピーチのお話(写真5)。料理の原材料や調理器具の生産を訪ねて現場で学ぶ事を信条としている。梅のルーツを辿ると、1300年前に遣隋使によって薬として伝えられた烏梅が最初だと知った。その烏梅を今も作っているのが梅古庵の中西だと分かり、今から20年以上前に梅古庵を訪ねた。私の祖父から烏梅の話を聞き、その時にもらった烏梅を今も大切に和紙に包んで持っているという、サプライズスピーチをされて、私は感激しました。

以下はコレゾ賞HPから代表理事平野さんの文を抜粋しています。全文はコレゾ賞HPからぜひご覧ください。

コレゾ賞の趣旨
ホンモノとマガイモノ
「経済」や「効率]、「利便性」や「快適性」が最優先される現代では、手間と時間が掛かり、大量生産ができないホンモノは、次から次へと大量に生み出される安直なマガイモノに席巻され、長い年月を経て培われてきた日本古来の伝統的なモノづくりを始め、知恵や技術、文化、風習他が、日々、絶滅の危機に瀕しており、真っ当なことをごく当たり前に続けている人たちは、とても貴重で、尊い存在になっています。

受賞して下さったひとりひとりの皆さんの顔ぶれ、生き方こそが価値。
この賞に価値があるとするならば、「権威なし」、「名誉なし」、「賞金なし」のCOREZOコレゾ賞を喜んで受賞して下さったひとりひとりの皆さんの顔ぶれ、ひととなり、活動こそがその全てであり、受賞者の皆さんのご紹介ページをお読み頂ければ、この賞の目的や選考基準も自ずとご理解頂けると思います。

それらの皆さんの「考え方」、「行動」、「活動」には、私たちがこれからを生きるヒントや知恵が溢れていています。

「モノ」や「サービス」、「活動」、「商品」が、何かの「規格」や「基準」をクリアしたことよりも、それらの「モノ」や「サービス」、「活動」、「商品」の背景や、つくり手、担い手がどれだけ魅力的で、信頼できる人物であるかどうかの方がはるかに重要であり、つくり手、担い手をみれば、その方々がつくりだす「モノ」や「サービス」、「活動」、「商品」の価値は、自ずとわかるはずです。

結局、私たちがホンモノを選択する自由や権利を守り、その選択肢を次世代に残すか残さないかは、私たち自身に掛かっている訳で、そうして、自分で考え、自分のモノサシを持って行動する人が増えれば、残すべきCOREZOコレゾ・ホンモノを次世代に繋いでいけるでしょう。

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