2025/05/17 22:35

大豆は醤油、味噌、豆腐、納豆の原料。日本人が毎日食べてるのに国内自給率が7%の謎🤔の解明をテーマに始めた本コースです。
植物が体を作るのに必要な日光、二酸化炭素、水は自然界から得られますが、三大栄養素の窒素、リン酸、カリウムは自然界には少ないので、畑作では肥料を与えたり堆肥で土壌改善します。植物にとって窒素は必須なのに空気中の8割近くも占める窒素をそのままでは吸収出来ません。土の中の微生物やミミズが働くことで窒素N₂がアンモニウム→硝酸→亜硝酸に変換され、植物に根から吸収されます。
だけれども大豆のようなマメ科植物は例外で、根粒菌がその役割をはたし、空気中の窒素を吸収してくれる不思議な植物です。
空気中の窒素を有効活用出来ないかと考えられたのが100年前のハーバーボッシュ法。窒素N₂と水素H₃を高温高圧で結合してアンモニアNH₃を生成。化成肥料に応用され、飢餓を救い人工を倍増させた。この発明は現代人も恩恵を受けています。
畑作をする為に土地を耕し雑草を取り除き土の中に酸素を供給し作物が育ちやすくするけれども、その土地には元々植物が生えていて、動物が実を食べ虫が動き微生物が分解して植物が吸収する自然の流れがあったはず。畑作とは人間が食べる為にそれを壊す、害虫、益虫、雑草と名付けてで処理する。
植物は温室効果ガス二酸化炭素CO₂を吸い、不要になった酸素O₂を吐く。炭素Cが植物の茎や葉を形成する。植物は二酸化炭素を吸収してくれてありがたい存在と思われがちだけど、枯れて腐って土にかえると茎や葉に含まれる炭素Cが酸素O₂と結合して二酸化炭素に元の木阿弥プラマイゼロ。
植物が枯れて土の中に埋もれ、腐らずに数千万年かけて固まりになったのが石炭。炭素Cの塊なので燃やさなければ二酸化炭素にはならない。
石炭を仕込むのは日常では無理だけど、地球温暖化を憂いている人は木工製品を使えば良いと思います。木を使っている間は二酸化炭素を吸収していることになるので。新築考えている人は木造建築で。消臭剤には檜の削り屑を。1人の行動は小さくても沢山集まれば地球温暖化防止に貢献出来るかも。
大豆種まきイベントのこの日のランチは味噌汁、羽釜ご飯のおにぎり、具は蕗味噌、筍の佃煮、梅干し。
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