2020/11/07 19:51

吉野の林業の応援とSDGsの取組の一環として、吉野檜を使って梅干し容器を作ろうと思い、

吉野に行ってきました。

紅葉が始まった日本三大美林の吉野の山。


林業が盛んな険しい山道を抜ける。途中、ヘリコプターによる木材輸送も見学しました。

奈良県吉野郡黒滝村赤滝に到着。同じ奈良県でも月ヶ瀬からは2時間半。

大正時代から続く森木工所さん。人づてにおすすめしてもらった所で、とってもいい感じの木工所さんです。
杉や檜の心地よい香りに包まれた作業場。
三宝という鏡餅や神棚にお供え物を載せる台を作る伝統技術を使って今回の吉野檜の梅干し容器を作ってもらいます。
材料は良質の吉野檜です。丹精込めて育てられた檜は、木目の縦の線が端正で色艶が良くて光沢があります。
他の地域の檜に比べ、吉野檜は色合いの美しさが特徴的だと言われています。
後醍醐天皇が皇居を吉野に移されたときに、献上物の器として三宝を用いたのが始まりとされています。
月ヶ瀬の烏梅は後醍醐天皇が皇居を吉野に移される時に伝わったとされていて、偶然の繋がりがありました。


ダンボールで作った模型と図面。完成が楽しみです。