2018/01/19 21:04

烏梅(うばい)です。 「天神さんをお祀りするつもりで、売れても売れなくても梅を焼け」という家訓を守り、烏梅づくりを営む最後の一軒になろうとも烏梅を焼き続けています。
梅食品のネット販売とイベント出店を開始したのに伴い、烏梅の販売を開始したところ、染織に携わる方々は、烏梅をご存じで、非常に興味を持ってくださっていることを知りました。
祖父の時代には既に、烏梅づくりを営む最後の一軒となってました。
終戦直後の食糧難時代には、「農家として食糧増産に努めるのがお国のためでは」と烏梅づくりを続けるか迷った時期もあったそう。
染色研究者 吉岡常雄氏(故人)は、祖父(故人)に こうおっしゃったそうです。 「中西君。これからの日本で真実のものを要求する時代がきっと来る。烏梅を続けてほしい。」 「わかりました。最後の一兵になります。」と言ったそうです。